4月の新学期から、だいぶ今のクラスに慣れてきた子どもたち。
担任の先生が、男性だったことにも、ビックリした人もいたと思いますが、上手くいっていますか?
今回、小学生で男性の担任で、気になったことを3つ、まとめました。
この記事を読むと、小学生のお子さんが、男性の担任になった時、勉強以外で、親御さんが子どもを守るべき、必要な目線が見えてくるようになります。
ケース①:不適切な発言や態度で女子生徒が不登校気味に!
2019年、石川県金沢市の小学校で、6年担任の男性教員が、複数の児童に算数のクイズを出した。
それに正解すると、1問正解ごとに次の中から1つを選ぶというもの。
①握手
②高い高い
③ハグ
④なでなで
⑤ベロベロチュー
このうち、実際、児童たちが選んだのは「①握手」のみ。
一部の女子児童が、ショックで不登校気味になり、保護者に相談後、校長へ報告。
この不祥事は、4月上旬に発生し、その後、男性教員は7月に担任を交代された。
ネットの反応
既に担任は交代したというが。よくこんな男を40代まで教師やらせてたな。「ベロベロチュー」は論外だが、健康診断待ちの小6女児相手に「高い高い」「ハグ」も十分気持ち悪い。 >クイズ正解「ベロチュー」 小学教諭、女児休みがちに https://t.co/khAs6iNN4S @Sankei_newsさんから
— あずきとぎ (@azukitogi19) July 18, 2019
問題に正解したらベロベロチューとか担任教師に言われたら、学校行きたくなくなるわな…
そのほかの選択肢もアレだし— コトー (@kototto14) July 17, 2019
私の意見と、考えられる対策
男性教員は、場を和ませようと冗談だったかもしれませんが、小6は心と体の変化が大きく変わる時期。
私が学生時代を思い出すと、担任を含めて、先生に触られたという記憶がありません。
今で言う「ボディータッチ」には、ほど遠いのですが、私の学生時代は、体罰が普通にありました。
今の時代、体罰がご法度ですよね。
私の学生時代は、ほうきでケツバット、鉄製のゴミ拾いばさみでケツバット、両手をそろえるように前に出すよう言われて、ものさしでたたかれるなどが、ありました。
ですが、女性の担任、男性の担任、どちらだったとしても、
「個人的に、触られている」というようなボディータッチを感じることはありませんでした。
まだ先生という職業が尊敬されている時代だったからかもしれません。
親も「先生の指導を信頼している。うちの子が悪かったら叱ってください」
というような風潮だったからかもしれません。
私の子どもに、どのような対策を考えられるか。
私なら、そのまま、このニュースを子どもと共有します。
そして、このニュースをもとに、子どもに似たようなケースがあったら、
「それは、子どもを守るために必要なことだから、親に話してね」
と伝えます。
我が子だけではなく、同じクラスのお友達や、同じ学年、同じ小学校でも、
「似たようなことがあったら、教えてね」
と、伝えるしか、今は思いつかないです。
ケース②:掃除をサボった生徒に「謝罪会見」と称して動画撮影!
小学校6年担任の男性教員が、掃除をサボった男子児童を、みんなの前に立たせて、お詫びする様子を動画撮影。
その後、男性児童は、不登校気味に、、、。
男子児童の親御さんが、校長・副校長・担任と話し合い、担任がお詫び。
「ビデオはダミーで、撮影はしていません。やり過ぎでした」
とのこと。
親御さんは、
「『まさか動画投稿サイトに?』っていう誤解をする
保護者もいますよ!」
と、不安な気持ちを伝えつつ、今回、掃除をサボったお子さんには、ちゃんと掃除をするように伝えたそうです。
ネットの反応
完全にやりすぎです。
さぼったから次の日に1人で掃除をやらせるとか,単に謝らせるだけというならばまだ理解できます。
それでも全員の前で謝らせるなどということは,自分がさぼったせいでクラス全員を巻き込んだ迷惑があったりしない限りはちょっとやり過ぎだと思います。
まして,今回の場合は「謝罪会見」と称してビデオ撮影までしているという顛末です。
まず,謝らせることそのものを「謝罪会見」などと名乗っている時点でその行動が冗談半分で行っているということがわかり,あなた様のご子息を笑いものにすることが目的だといえるので,その行動に教育的目的はみじんたりとないと感じられないわけですし,さらにはそれをビデオ撮影までしているわけなので,はっきり言えばその教師の行動は異常だと言ってもよいでしょう。
早急に今日にでも校長や(公立学校ならば)教育委員会に相談をするべきでしょう。
でなければあなた様やご子息はその担任教師の愚行のせいで小学校最後の学年という一番輝かしい1年を不意にすることになるでしょう。
かなり微妙な問題をはらんでいます。
1.旅行などの楽しい思い出の撮影なら問題はないでしょう。
しかし、生徒の「謝罪会見」の撮影となると、撮影前に生徒本人に許可を得る必要があるのではないでしょうか。得ていないのですね。人権問題になるかもしれません。2. 撮影の目的が不明です。
何かの証拠として保存するのでしょうか。それとも動画サイトへ投稿するのでしょうか。あるいは、みせしめでしょうか。
あるいは卒業時に「楽しい思い出」として、クラスのみんなで見るのでしょうか。たまりませんね、そういう状況になった場合は。3. >謝罪会見をさせビデオに撮る
ここまでしないとクラスをまとめられないという先生なのですか。それほどまでにクラスが荒れてしまっているのでしょうか。謝罪会見というビデオ撮影の教育的効果はないです。むしろ生徒たちに、不信感を植え付けるだけです。
一方、その先生にとっては、それが「戦利品」になることもあります。そういう性癖の人間はいます。おそらく、ビデオ撮影はこのクラスが初めてではないように思います。>自分の子供の話ですが、子供(男子)は学校に
行きたくないと申しております★子供たちに恐怖心を与えてクラスをまとめよう( 言うことを聞かせよう )としているのでしょうか。誰か( 複数生徒かも )をターゲットにすることで、クラスをまとめようとしているのでしょうか。
もしそうならば、その先生の技量がどれほどのものかわかってしまいます。他の保護者の方々( 同じクラスの )の意見、同じクラスの生徒たちの考えも聞く必要があります。
そして最終的には教育委員会です。その前に管理職である校長に話を持っていく必要はあるでしょう。わからないことだらけの先生です。
噂ではそういう先生がいるらしいことは聞いた記憶がありますが、本当にいることがわかりました。
私の意見と、考えられる対策
みせしめにしては、あまりにも男子児童の心をえぐる対応です。
掃除をサボった男子児童以外のクラスメイトは、
「次、なにかあったとき、失敗したときは、自分もこうなるかもしれない」
と思い恐怖を感じながら、謝罪しているお友達を見ていると思います。
謝罪している子ども以外のクラスメイトも、担任がした嫌なことを思い出したくない気持ちになると思います。
良い思い出を、何度も繰り返し思い出すことは、良いことですが、注意された嫌なことを繰り返し思い出すことは辛いことです。
「それをされたくなければ、ちゃんとしろ!」と言わんばかりですが、これは大人が会社で同じことをされた場合でも、精神的に大ダメージです。
学校は、子どもにダメージを与える場所ですか?
ケース③:小学校の学校健診(身体測定)、男性担任の補助は、どこまで?
小学校の学校健診(身体測定)。
測定をする保健室などに、引率するまででしょうか?
子どもたちは、服を脱ぐのか? 脱ぐなら場所はどこなのか?
小学校高学年になれば、保健の授業でも習うように、
「第二次性徴」が始まり、小3では生理が始まる女の子もいます。
今の小学校は、どうなっているのでしょうか?
ネットの反応
学生時代の健康診断で
上半身裸にさせられるのほんま謎。
校医は男(おっさん)やし
横には女性やけど、知った顔の先生おるし
プライバシーとは?🤔って感じやった。
側弯症を診る為やったら、胸さらけ出す
必要なくね?まじでキショかった。
小学校から高校まで
上裸とかまじありえん🤢— ? (@nyamunya6) November 15, 2022
初めまして!健康診断です、小学校の時、保健室にパンツ一枚で女子全員並ばされて順番待ちさせられました。医師は、男の人でした。あれは絶対おかしいです。嫌な思い出です😭
— ミュウミュウ (@Fxw2sGK8kclkzlk) October 14, 2022
小学校の健康診断。発育が早かったから、3年生からは裸で受けるのが苦痛でたまらなかった。4年生の時の担任のモラハラ男が横でじーーっと凝視してるのも吐きそうだった。少し成長してから、こんなこと許されていいのか?とやり場のない怒りが湧いた。
— かわいあかり (@akari__cafe) July 20, 2020
私の意見と、考えられる対策
今の時代の学校健診(身体測定)で、子どもたちがこんな思いをしていることに全然、気が付いてない自分に驚きました。
でも、確かにそうですよね。
私が、小6の頃も、大柄の女子だと成長も早い人もいました。
今、思えば、その人も学校健診(身体測定)、嫌だったんだろうな、と思いました。
私の娘に、学校健診(身体測定)の話をしたら、娘の学校では、上着は脱がないで良いそうです。
担任の先生と面談をする機会があったら、本当はこのようなことも、しっかり話しておくことが、子どもの心を守ることになるのかもしれません。
今まで、勉強に追いついているか、宿題はしているか、などしか思いつかなかった自分に気が付きました。
小学生の娘さんがいらっしゃる親御さんは、新年度、担任が男性とわかったら、心の準備をする。
小学生は、高学年になると、心と体が大きく変化する。
そのことを「男性担任だから」、「女性担任だから」というわけではないが、どうやって接していこうと思っているのか?
勉強面だけでなく、生活面でも、子どもたちがより良い学校生活を送れるように、私もサポートしていきたいと思いました。
まとめ
今回、男性担任に当たるだけで、様々なことが起こっていることを知ることができました。
これまでは、授業参観や先生との懇親会、夏休み・冬休み・春休み前の個人面談に参加する時は、成績や、家での宿題が出来ているか、朝の出発の準備などを相談することが多かったです。
ですが、今回しらべてみることで、「学校健診(身体測定)」や「プール授業」、「担任とこどもの相性」などを質問してみようと思いました。