子供たちが靴のかかとを踏んでしまう問題、お困りではありませんか?
私は朝、こどもを学校へ送り出すとき。
夕方、学童まで子どもを迎えに来たとき。
「子どもの靴のかかとが踏まれている」状態を目撃すると、親である私の心がモヤモヤします。
もはや、子どもは、
「靴のかかとは踏まないようにね」
と、親や学校、学童の先生方に、散々言われてきているので、今さら耳を貸さず、軽やかにスルー。
この声かけ以外の切り口で、なんとか解決しなければ!と思い、対策を考えました。
他にも、その小さな足を守るための正しい靴の選び方、お手入れの方法、そしてかかとを踏まないための楽しい習慣の作り方など、ご紹介しますね
そもそも、なぜ靴のかかとを踏んではいけないのか?
靴をきちんと履かないと、ケガをするからです。
ほかにも、いくつか理由があるので、ご紹介しますね。
理由① 靴の寿命が短くなる
まず、靴の寿命について考えてみましょう。
かかとを踏むことで、靴の形が崩れたり、素材が早く摩耗したりします。
特に子供靴はデリケートなので、このような扱いは、靴の寿命を大幅に縮めてしまうことがあるんです。
理由② 足への悪影響
次に、足への影響です。
靴のかかとを踏むということは、つま先に重心を置いて歩いているということですね。
つま先に重心を置くということは、すねに余計な力が入ってしまうことになります。
余計な力が入ると、すねの部分の骨を痛めてしまうのです。
すねの部分の骨を痛めると、夜も眠れないほどだそうですよ。
子供の足は成長途中なので、特に気をつけたいポイントですね。
理由③ 歩き方の癖
さらに、歩き方の癖にも注意が必要です。
かかとを踏んで歩く癖がついてしまうと、正しい歩き方が身につかないことも。
これが大人になっても続くと、腰痛や肩こりなどの原因にもなりかねません。
理由④ 見た目の問題
最後に、見た目の問題も忘れてはいけません。
かかとを踏んで歩く姿は、どうしてもだらしなく見えてしまうことがあるんです。
おしゃれな靴を履いても、この歩き方では台無しになってしまうかもしれませんね。
子どもが靴の かかとを踏まなくなる3つの対策
対策①→靴を洗う
【靴が汚いままだと、扱いもぞんざいになりがち】
子どもでもできる「靴のお手入れ」は、この3つ。
①汚れたら洗う
②洗う曜日を決めておく(土曜日など)
③匂いに気づくということ
大人になったからといって、急に持ち物を大切にしたり、身の回りの物を管理したり出来るようになるわけではありません。
子どものうちから、繰り返し「訓練」する必要があるのですね。
「足元をみる」という言葉は、「人の弱みにつけこむ」という意味があります。
江戸時代の頃、人を籠に乗せて担ぐ仕事をしている人が、歩いている旅人の足元の疲れ具合を見て、高額な料金で交渉したということに由来するそうです。
、、となると、手入れされた綺麗な靴を履いていたり、
人の家にお邪魔するとき、雨で靴が濡れてイヤな匂いにならないように雨靴を履いたり、替えの靴下を予備で持つといったりすることは、相手に対して礼を尽くしていることにもなります。
靴や身の回りが汚いと、
自分の持ち物の管理が出来ないということで、お金持ちになれなかったり、
相手を大切に出来ないということで、仕事も上手くいきません。
ですが、やっぱり子どもにとって、履きやすい靴というのがあるのかもしれない。
靴が小さくなったから、かかとを踏んでしまっていることに、子ども自身が気づいていないだけなのかもしれない。
対策②→履きやすい靴を探す
「スリッポン」 →スリップ オン シューズの意味で、足を靴にすべらせるようにして履くことが出来る靴のこと。
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この上履きは、子どもの踵(かかと)踏み付け防止として、とがり過ぎず丸過ぎない程度の樹脂の出っ張りをつけ、かかとを踏みにくくする工夫がされています。
かかとを踏んで5分ほどすると痛くなり、違和感を感じるそうです。
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対策③→「次の靴は新品では買わない!」、「中古の靴で良し!」と、決める!
過去に、どんな靴が買いたいか子どもと一緒に買いに行った時、子どもが自分で選んだはずの新品の靴。
それを最後まで大切に出来ないのなら、
「新品を選ぶ理由もなし!」
自分で選んだことも忘れてしまうってことは、靴を含め、物を大切にする心をしっかり伝えなければいけないと思いました。
【まとめ】
子どもが靴の かかとを踏まなくなる3つの対策として、
①靴を洗う
②履きやすい靴を探す
③「次の靴は新品で飼わない」、「中古の靴で良し!」と、決める!
を、ご紹介しました。
「3つの対策のうち、1つだけやってみる」というより、3通りの方法で「靴やものを大切にする心」を伝えていくということを繰り返していくことかなぁと思います。
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